『生きる』~最悪でも幸せでいようね~

旦那さんはひとりで逝ってしまった。。。♪~あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを 君はひとりきり歩いてくこと あの日決めたんだね

平成27年10月3日。3年半一緒に暮らした内縁の夫は自死という選択をし、あの空の彼方へと旅立ちました。
私は一人で生きていかなくてはならなくなり、頑張ってきたけれど・・・鬱の再発、退職を余儀なくされ、それでもなんとか『生きて』いくことを選び、前向きに、時に後ろ向きに生きています。
そんな私のつぶやきに似た、日記というかなんというか・・・です。

よさこいの練習に行ってきた

退職後、自分の『やってみたいこと』のためにアクションを起こしたのは初めてだ。

いや、退職後というか、ずっと前からそうだった。

周りがちょっとでも反対すると、ダメだった。

「やってごらん」

て背中を押してくれる人がいなかった。

もう、今では自分で自分の背中を押すしかない。

いや、押そうと決めたんだった。



かれこれ10年くらい前から、よさこいにはすごく興味があった。

かっこいいなぁ~。

いいなぁ~。

私もあんなふうに踊れたらなぁ~。

・・・でも、周りからの「どうせ無理だよ」の声が聞こえるようで、口にさえ出せなかった。

いつかは・・・の『いつか』がついにきた。


先生のこととグループの人の数人は知っていた。

去年の夏祭りに施設にボランティアで来てもらったので。

でも、たった一人で、初参戦はなかなか勇気がいった。

だけど、先生の笑顔と元気さがすごく印象に残っていて、旦那の死後もずっと先生の笑顔が憧れだった。



最初はお話しする人もいなくて、踊りも全然踊れなくて、でも楽しくて。

「早くみんなみたいに覚えたい。かっこよく踊りたい」

その一心で、懸命に周りを見ながら踊っていた。

久しぶりにいい汗をかいたなぁ~って、爽快。

帰りには施設の夏祭りに来てくれた人たちも声をかけてくれて。


楽しかった♪

だから、ずっと続けたい。

そのためには・・・

やはり、仕事をしなければ衣装代もけっこうかかる。

昨日の面接行ったとこだけじゃ、とうてい生活していけない。


人材紹介会社の人には内緒で、紹介受けた案件から一つ選び、明日電話してみよう。

うちからそんなに遠くない施設。

離れたところにしようと思ったけど、やはり通勤に時間かかるとキツイ。

すぐに前の職場の社長たちの耳に入るだろうけど。

かまうもんか。

これも『生きる』ためだ。

仕事だけじゃつまらない。

モルがいてもつまらない。

やっぱり趣味がなきゃ。

ずっとあこがれてきたんだ。

その夢に一歩近づいたんだ。



私は旦那がいなくなっても、できるだけ楽しく明るくいたいと思う。

鬱なんか吹き飛ばしてやりたい。

そうでなければ、私が生きてる意味がない。

私は『わたしを生きる』。

私だけのささやかな幸せをつかむ。

それが私にできる唯一の親孝行だと思う。

孫の顔も見せてやれない。

もう結婚することもないだろう。



仕事~~~

やはり、ナースでしか生きれないか・・・(笑)