ついに呼ばれた・・・
ろくな話ではない。
わかっている。

かれこれ1時間近く話した。
部長に笑顔はなく、終始厳しい表情。

とにかく、今は辞めたくないし、この病院で学びたいことがたくさんあるので、これからは体調管理とメンタルのコントロールもがんばりますので、もう少し時間をくださいって、粘った。

だいたいさぁ・・・
精神科の看護部長なのにさ。
自死遺族の気持ち、わかんねーのかよ?
と思った。

私はわかりたい。
死にたくなる気持ちも、残された人の気持ちも。
あんたなんかに、わかってたまるか!!!!!!!

ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

えこひいきだと思うのは私のねじまがった根性か。
子供がいる人はいくら休んでもなんにも言われない。
ふーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
じゃ、私も障害を抱えてる妹を扶養に入れて、妹の調子が悪いのでって休めばおとがめなし???

確かに入職してすぐに、休んでばかりいたわよ。
緊張するし、疲れも取れないままだったり、喘息出たり。
好きで体調が悪くなったんじゃない。
なんか、ずる休みしたみたいな言われ方???

これからは意地でも欠勤しないよ。
ちくしょう。

そして、私の中に将来的な希望が芽生えた。
「自殺したい人を一人でも救うこと」
そして、
「自死遺族の心のケアをする団体を作ること」
もっと身近に。

これならば、小さな事務所でもできる。
自宅でもいい。
できたらスタッフを数人集めて、24時間体制で365日対応したい。
いのちの電話がつながらなくなった昨今、私自身も悩んだからだ。

あんなちんけで、ぼんくら医師ばかりの病院のナースで終わりたくない。
もっと学んでやる。
吸収してやる。
悔しい。
わかってもらえないこと。
経営的なことしか頭にない。
人の心はそんなに浅いもんじゃないんだよ。

私はもっと寄り添う看護をしたい。
認知症なんかよりも、精神疾患の人に。
特に鬱病。

そのためにも自分にまけない。
このままで自分の人生を終わりたくない。
自分が生きた証とともに、旦那の生きた証も私が作る。

NPO法人でもいい。
いや、NPO法人のほうがいいだろう。
そこまで一気に考えが進んだ。

とにかく、これ以上、休まない。
見返してやるんだ。
やればできるんだということを。
そして、心の中では「ばかやろー」って思っててやる（笑）

部署異動も考えていますだって。
はい、どうぞ。
私はそこがどんな場所でも生き抜いてみせますから。

師長なんて、日勤業務すらろくすっぽ、わかってないくせに偉そうにモノ言うし。
ま、普通の企業ならばクビになってるところを、まだこうしていられるのは幸せだと思っていますけどね。
もっともっと上を目指してみせます。