PTSDとの闘い
前からあったけど、最近はひどい。
特に朝早く、目覚めたとき。
起きるにはまだ早いな、と思ってまた目を閉じる。
目を閉じるとそこに首を吊っている旦那の姿が見える。
はっとして、目を開ける。
すると、今度は冷たくなって横たわっている旦那が見える。
見えるような気かするんじゃなくて、見えるんだ。
転職したばかりの私に、過酷なフラッシュバックがくる。
しかも、朝だ。
これから仕事に行くんだ、というその前に。
思わず泣いてしまう私。
どういう感情なのか、わからない。
でも、泣いてしまう。
涙が出てしまう。
怖いでもない、つらいでもない。
なんで?どうして今なの?
なんで仕事に行く前なの?やめてよ!に近いかもしれない。
半べそ状態で、起きて仕事に行くしたくをする。
病院勤務になってからは私服で通勤して、ロッカー室で白衣に着替える。
通勤時間は約20~25分。
遠いんだけど、交通量が少ないから時間的には早い。
途中からはほとんどすれ違う車もない。
窓を開けて歌を歌いまくって元気を出す。
大森靖子ちゃんの『新宿』。
今朝、泣いたのも忘れてロッカーで白衣に着替えて、ナースになる。
仕事は正直、きつい。
体力的にも精神的にも、きつい。
でも、私は『医療』がやりたかった。
だから、きつくても仕方がない。
自分がやりたいんだから。
好きなんだ。
帰宅して、モルにただいまをいう。
しばらく放心状態に陥る。
たいてい18時少しすぎには帰宅する。
それから、20時くらいまで仮眠しなければ、動けないくらい疲れる。
仮眠してから、モルの掃除とごはん。
自分の夕飯。お風呂、洗濯干す。
明日の準備・・・
やることはたくさんある。
疲れ切って22時前にはまた寝る体制。
夜はフラッシュバックもない。
夢にさえ出てこない。
けれど、朝になるとほぼ毎日、旦那が首を吊っている。
この治療はこうして文字に起こすことしかないそうだ。
私の心の闇に光を当てるんだって。
母親に言われた一言がショツクだった。
「あんた、後悔してるんじゃないの。最後のほう、ちゃんと食事のしたくしてあげなかったりして、外食が多かったでしょ」
確かにそうだった。
仕事が本当に忙しくて、疲れて出来合いのものか、外食が多かった。
言い訳なんだろうけど、それって。
でも、どうしようもなかった。
私の体力では・・・
でも、もしかしたら工夫できたのかもしれない。
週末の金曜日になると、準単身赴任から帰ってくる旦那。
その旦那を心地よく迎えてあげれただろうか。
旦那が期待していたような、安らぎのある家だっただろうか。
私も疲れていたけど、駅まで車で迎えに行ってたよね。
本当は私が「きつい」って言えばよかったのか。
最寄り駅まで電車で帰ってきてと、本心を言えばよかったのか。
もう、わからない。
あの時はあの時で精いっぱいだった。
ああ、こうやって書いていると苦しくなる。
でも、こういう『言葉の外科手術』しないとPTSDは治らないって。
今日はここまでにしておこう。
本当につらくなってきた。
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