『生きる』~最悪でも幸せでいようね~

旦那さんはひとりで逝ってしまった。。。♪~あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを 君はひとりきり歩いてくこと あの日決めたんだね

平成27年10月3日。3年半一緒に暮らした内縁の夫は自死という選択をし、あの空の彼方へと旅立ちました。
私は一人で生きていかなくてはならなくなり、頑張ってきたけれど・・・鬱の再発、退職を余儀なくされ、それでもなんとか『生きて』いくことを選び、前向きに、時に後ろ向きに生きています。
そんな私のつぶやきに似た、日記というかなんというか・・・です。

そういえば・・・

気付けば喘息発作も出てない。

やっぱり、職場が合ってなかったんだねー。

アトピーぽくまでなって、かゆくてかゆくて、かきむしり・・・

それも、足の甲から足首が。

もう、寝ていても無意識にキズパワーパッドをむしり取ってまで、かきむしって、朝起きてびっくり。

血だらけの布団・・・

爪の間にも血だらけ。

あまりの痛みと傷の深さ(褥瘡のようだった)に病院へ。


めでたく、今日、退職しました。

明日、保険証と借りたポロシャツを返しに行きます。




それから。

旦那の死後、遺品整理してからは行ってなかった、熱海のアパート。

リフォームも済んだらしい。

外からしか見れないけど、明日、父親と見に行く。


これで最後になる。

熱海のアパートに行くのも。

もう、本当に思い出になる。

思い出にしなくちゃね・・・

心の整理しなくちゃね。


でもね。

相変わらず、おとうちゃんのシャツをくんくんして、

「おとうちゃん、おとうちゃん」

てうわごとみたいにつぶやいてる日々。


正直、好きとか愛してるだとかより、情だと思う。

3年半、どうしようもない私のそばにいてくれた人。

喧嘩もたくさんしたし、泣いたりわめいたり、出ていけ、出ていく!

そんなこともあった。

波風の立つことの多かった日々。

だからこそ、忘れることなんてできない。


コマ切れの、小さな出来事のひとつ、ひとつに思い入れがある。


今年はミニトマトも栽培しなかった。

思い出すから・・・

「今日はね、3つ取れたよ」



私にはもう、七夕もちょうちん祭りも来ないんだよ。


新しい彼氏ができたの。

でもね、違うの。

当たり前だけどね。

私を守りたいと言ってくれた。


でも、もうあなたとは七夕にもちょうちん祭りにも行けないの。

私は酔っても、盆踊りを踊り続けた。

毎年、雨に降られた七夕も、あなたとだから行けたの。



どうして、どうして死んじゃったの?

どうして私を置いて、死ぬことができたの?

それが私への愛だったの?

何一つ、約束を守れないまま、あなたは消えてしまった。

そして、私も変わってしまったの。

運命が、人生が、世界が。



空の上から見ててくれてますか?

あなたから私は見えてますか?

その私は輝いてないでしょう?

それでも、私は生きてます。