『生きる』~最悪でも幸せでいようね~

旦那さんはひとりで逝ってしまった。。。♪~あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを 君はひとりきり歩いてくこと あの日決めたんだね

平成27年10月3日。3年半一緒に暮らした内縁の夫は自死という選択をし、あの空の彼方へと旅立ちました。
私は一人で生きていかなくてはならなくなり、頑張ってきたけれど・・・鬱の再発、退職を余儀なくされ、それでもなんとか『生きて』いくことを選び、前向きに、時に後ろ向きに生きています。
そんな私のつぶやきに似た、日記というかなんというか・・・です。

旦那のアパート

旦那のお母さんが残した、熱海のアパート。

リフォームが終わったと聞いていたけど、行くチャンスがなくてやっと今日、父と行ってきました。

合鍵があるわけではないので、外からしか見れないけどなって思いつつ。



旦那を運びだす時にすごく苦労した外階段もきれいになっていて、コケたりする心配なさそうになっていた。

おもしろい作りのアパートなんで、自分の部屋に入る前に、アパートに入る外ドアがある。

なぜか、外ドアの鍵があいていた。

なので、そーっと入ってみた。

2階へあがり、新しくなったドアたち。

のぞき穴もできていた。

旦那の部屋だったドアののぞき穴から中をのぞいてみた。

明るくなったためか、部屋の内部がほんのり見えた。

フローリングに変わったみたい。



もう、二度とあの窓から海を見下ろすこともないんだな。

そして、もう二度とここへ来ることもないんだな。



つきあってから、何度、ここへ来ただろう。

ちょこっと来たり、別荘だぁ~って、泊りに来たり。




さよなら。