『生きる』~最悪でも幸せでいようね~

旦那さんはひとりで逝ってしまった。。。♪~あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを 君はひとりきり歩いてくこと あの日決めたんだね

平成27年10月3日。3年半一緒に暮らした内縁の夫は自死という選択をし、あの空の彼方へと旅立ちました。
私は一人で生きていかなくてはならなくなり、頑張ってきたけれど・・・鬱の再発、退職を余儀なくされ、それでもなんとか『生きて』いくことを選び、前向きに、時に後ろ向きに生きています。
そんな私のつぶやきに似た、日記というかなんというか・・・です。

疲れている

いろんなことが起きる。

仕事を始めてからは特に。

新しい職場で、新しい人間関係に出会う。

どんな人なのか、恐る恐る話してみる。

事務所の人、介護スタッフ、ナース。

いちいち、疲れる。

往診に来る先生も、数名いる。

プラスして、往診についてくるナースもいる。


当たり前だけど、前の施設とは全然やり方が違うし、利用者の顔と名前もなかなか覚えられない。


一昨日は、いきなりナース一人勤務になってしまった。

出勤するなり、心肺停止のおじいさんがいると。

AEDで解析すると、心マしてくださいと。

救急隊が到着するまで、汗だくで心マを続ける。

心の中で叫ぶ。

「帰ってこい!!!」


じーさん、ダメだよ。

まだダメだよ。

午後には息子さんが来るよ。

それまで頑張れ!!


救急隊がエピネフリンを1筒入れる。

すぐに救急車は走っていった。



でも・・・・

ダメだった。

都内からくる、息子さんに死に目には合わせてあげられなかった。



無力だ。




虚しさしか残っていない。







でも、まだターミナルの利用者さんはいる。

立ち止まっていられない。





それにしても、とんでもないとこに就職しちゃったな。。。。

施設としての軸ができてない。

だからナースは迷う。

医師との橋渡しをするには、相談員が家族の意向を早く聞いてくれて、

まとめておいてもらわないと。

医師も人間だ。

死んだ時だけ診断書を書いてくれ、なんて頼まれたら誰だってムカつくでしょう。

これから、ちょっと面倒なことになりそう・・・