私のせいで・・・
横浜の彼が、私が送ったLineの内容のことから社長退任の話が進んでいることが判明。
その詳細な内容は伏せるけれど、私がお酒に酔った勢いと睡眠薬を飲んでいたせいで、彼の『誤解』から私の思考停止していた頭が送った内容で、『自殺念慮』と取られてしまい・・・
彼は私が自殺したら、自分の会社の存続も危ぶまれると、危惧して退任を願い出たと。
なんとか取り下げはできないものか、と彼に電話でも迫るものの、
「もう遅いんだよ」
と・・・
旦那が亡くなった時にも、ずいぶんと心配してくれて、よくしてくれた彼を私は傷つけ、まさに転落人生を送らせようとしている。
彼はすべての任務が済んだら、死ぬと言っている。
彼が膨大な額の生命保険に入っていることは知っている。
けど・・・
私が二人分の十字架を背負って生きていくのも、それこそ精神的なダメージはもとより、茨の道と思われる。
かと言って、私も彼と一緒に心中・・・??
それもなんかおかしい。
電話の最初のうちは、彼が私に心配かけようと演技していたと思っていた。
けれど、あんなに長く話している中で、最後まで
「冗談だよ」
という言葉が聞かれることはなかった。
つい先ほどまで、泣きつかれて眠っていたけど、また目が覚めて・・・
取り返しのつかないことをしてしまった。
でも・・・と思う。
私は旦那が自死しても警察から特段、取り調べを受けることもなく、携帯を見られることすらなかった。
仮に私が自殺の道を選んだとしても、彼には刑事責任は及ばないはずで。
なんだかもう、何がなんだかわからないので、静観するしかないなと思う。
自分の知らない業界で生きる彼と私では、わからないことが多すぎる。
コトがコトなだけに、静観なんてしていられない気分だけど、どうすることもできない。
小保方晴子さんの『あの日』の冒頭文が頭の中をかけめぐる。
眠りたいけれど、もう睡眠薬の頓服まで、ほとんど飲んでしまっていて、残された薬では眠れそうにない。
朝方はたいてい、うなされている。
自分の大きなため息であったり、あ~~!!!という叫び声だったり。
旦那の死後の日々は、私が普通の生活に戻ることを阻むように、いろいろなことが起きる。
本当に、私は呪われているんではないかと思うくらいに。
今までの人生も平坦なことはなかった。
でも、今までの坂道は私のことそのものだったから、責任はすべてが私そのものだったように思う。
今回は他人さまの人生までも左右させてしまった。
私の人生は再起不能なのだろうか。
懸命に生きようとしても、真面目にやっても、もう取り返しがつかないのだろうか。
あの日に戻れるよ、と神様に言われたら・・・
私は人生のどの日を選ぶだろう・・・・・
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