お父ちゃん(旦那)のTシャツ
2枚残したお父ちゃんのTシャツ。
Tシャツというか、下着なんですけどね。
1枚は夜寝るときにくんくんにおいをかいで安心する。
1枚は会社にまでもっていく。
時々、精神的に不安定になった時に、医務室にこもって一人でくんくんにおいをかいでいる。
肌触りとにおいがほっとする。
お父ちゃんは、寝る前に電気の紐を引っ張って消してくれる係りだった。
生ごみの前の日には出しに行ってくれる係りだった。
私がリビングで寝ちゃうと寝室に連れてってくれる係りだった。
空き缶を捨てにいってくれる係りだった。
洗濯ものをたたんでくれる係りだった。
もう、いない。
すべての係りが自分にまわってきた。
お父ちゃん、お父ちゃん、お父ちゃん・・・・・
何度呼んでも、叫んでも、戻ってこない。
お父ちゃん・・・
どうして死んだんだよ。
美奈の生活は一変したよ。
だらしなく過ごしてます。
仕事にもちゃんと行けなくなったし、ちゃんとご飯も食べなくなった。
ちゃんとしなくちゃと思えば思うほど、できない自分がいる。
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