『生きる』~最悪でも幸せでいようね~

旦那さんはひとりで逝ってしまった。。。♪~あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを 君はひとりきり歩いてくこと あの日決めたんだね

平成27年10月3日。3年半一緒に暮らした内縁の夫は自死という選択をし、あの空の彼方へと旅立ちました。
私は一人で生きていかなくてはならなくなり、頑張ってきたけれど・・・鬱の再発、退職を余儀なくされ、それでもなんとか『生きて』いくことを選び、前向きに、時に後ろ向きに生きています。
そんな私のつぶやきに似た、日記というかなんというか・・・です。

鼻をかんで。

昔から通年性のアレルギー鼻炎で、薬で鼻を止めると今度は副鼻腔炎を起こす・・・ということの繰り返し。


また、最近やたらと鼻がすごくて副鼻腔炎だ・・・とわかっていても、なかなか耳鼻科に行くのが億劫で。
市販の漢方薬で対処しています。


思うんですよね。
この鼻と一緒に旦那との思い出、ぜーんぶ忘れていけたらいいのにって。
そしたら、つらくないのにって。


一日で一箱のティッシュを使うくらい、出るんです。
汚い表現でごめんなさい。
黄色い鼻が。


こんだけかんでも、私の頭の中には旦那との思い出がたくさん、たくさん残っていて、どんどん色濃くなってさえいく。


もう、ヤケクソになって、旦那の着ていた長袖のTシャツをパジャマ代わりに着ている。
着る時にいつもアホみたいにケラケラしながら
「おとーちゃんのシャツ着んの。おとーちゃんのシャツ」
一人で、私、気持ち悪いひと・・・・
で、酔っ払って泣く。
「おとーちゃん、どーしてあたしを置いて死んじゃったの?早くお迎えにきて」


死にたいわけじゃない。


当たり前なんだけど、人にはその人それぞれの匂いがあって、私はおとーちゃんの匂いが好きだった。
ま、要するに加齢臭なんですけど。。。(笑)
洗えないオヤジシャツも、たぶん、いや、絶対違うのにおとーちゃんの匂いだと信じて疑えない。
「おとーちゃんの匂い、おとーちゃんの匂い」
そういいながら眠りにつく私。
はたから見たら、かなりおかしい人だと思う。


こういうこともあって、先日書いた彼との別れを決めたのもある。
実は彼は私のそういう過去も一緒に背負ってやると言ってくれた貴重な人だったに違いない。
でも、私には逆に重すぎた。
「これからは俺がいるんだから、旦那のことは忘れろ」
くらいに言ってくれていたほうがマシだったかもしれない。
自分が誰かの重荷になること。
すごく怖くて嫌で。
きっとそれは子供のころの『見放され不安』と同じだ。
いつか、この人にも見放される。
捨てられる。
そういう思いがどうしてもトラウマとして残っている。



とにかく、これからしばらくは恋とか愛とかたぶん、無縁で一人で勝手に笑って泣いて、モルに遊んでもらって・・・
そんな日々なんだろう。


仕事がほどほどに忙しければ、身体も疲れて酔っ払ってさっさと眠れる。
私の鬱の寛解はまだまだ遠いってことだ・・・
=、今のバカみたいに忙しい病棟からは転属はないってことだ。
自分のやりたい看護から遠ざかっていく。
それでも・・・・・・