『生きる』~最悪でも幸せでいようね~

旦那さんはひとりで逝ってしまった。。。♪~あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを 君はひとりきり歩いてくこと あの日決めたんだね

平成27年10月3日。3年半一緒に暮らした内縁の夫は自死という選択をし、あの空の彼方へと旅立ちました。
私は一人で生きていかなくてはならなくなり、頑張ってきたけれど・・・鬱の再発、退職を余儀なくされ、それでもなんとか『生きて』いくことを選び、前向きに、時に後ろ向きに生きています。
そんな私のつぶやきに似た、日記というかなんというか・・・です。

お決まりの中途覚醒。そして・・・

今日はおとーちゃんの命日だ。
一周忌。
義姉夫婦に呼ばれることはなかった。
なくてもいい。
会いたくない。
見たくない。
声も聴きたくないから。


おとうちゃんのお墓参りに行くからね。
もう少し待っていてね。



一年前の昨日の夕飯を思い出す。
私の仕事の都合で長崎ちゃんぽんを食べに行った。
それが二人で食べる最後の食事になるのなら、なんでもいいから作ってあげたかった。


あれから私はちゃんぽん屋の前をできる限り避けている。
まだまだ辛すぎて、受け止めきれない。
というか、後悔している。



去年の今頃、おとうちゃんはもう・・・
最後に電話で話した時、いったい何をしていて、何を思っていたのだろう。


私はなんにも知らずに、この時間、眠っていた。
ごく普通の朝がきて、仕事に行って。
ありふれた一日だったと思う。
ただ、携帯のメールを気にしてばかりいた気がする。
なんで返事がこないんだろう。
でもまさか、まさかおとうちゃんが自らの命を絶つなんて・・・
1mmも思わなかった。



おとうちゃんを5日もあのままで、誰かに見つけてもらえるのを待っていた。


死ぬためにあれだけのエネルギー使ったのなら、生きるためにエネルギー使ってほしかったよ。


私を愛している。今でも愛している。
それなのに、一年たっても私は苦しいまま。


せっかくおとうちゃんと知り合って、一気断薬したのに、また振り出しに戻ったんだよ。
これからも一人で、いや、モルと二人でできる限り笑って過ごしたい。
でも、辛いことが多すぎて、見るものすべてにおびえている。
死にたい。消えたいと思うことはしょっちゅうある。


でも。
私を大切に思ってくれる人たちに私と同じ思いはさせたくない。
生き抜くと決めたから。
かわいくなくて、かっこ悪くてもいいから、生き抜く。
生きてさえいれば、絶対にいいこともある。
そう信じて・・・